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関節痛 痛い

2018/07/04

早く治したい!産後の関節痛の原因と対処法

10ヶ月という長い妊娠期間を終え、出産。

女性にとって人生で一番のイベントになったのではないでしょうか?

重かった体が軽くなり、少し楽になったのもつかの間。

24時間、朝夜関係なしの育児が始まります。

寝る間もないほどめまぐるしい毎日に加えまだ、回復していないママの体も悲鳴をあげているはず。

産後に起こりやすいトラブルの一つに「関節痛」があります。

必ず起こるものではないのですが、出産を経験されたママなら産後関節の痛みに悩まされた方も多いのではないかと思います。

そこで、ここでは産後に起こる関節痛の原因とその対処法まで一気にご紹介していきたいと思います。
jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

産後に関節痛が起こるわけ

生まれたて

まず、なぜ産後に関節痛が起こるのかをお話ししていきます。

産後は、赤ちゃんのお世話でつきっきりになります。

特に産後一年は赤ちゃんを抱っこする時間が長く抱っこをすることで、自身の体に負荷がかかりそれが関節への負担となってしまうのです

自分の体重を支えるための耐久性しかないとされている関節ですが、それにプラスαの負荷がかかることで痛みが生じてしまいます。

また、産前に体重が大幅に増えてしまった方は今までの負荷以上の負担がかかってしまいます。

その状態が産前に10ヶ月、産後も赤ちゃんのお世話で続くとなると関節への負担は相当なものになってしまいます。

産後の痛み、実は産前からの積み重ねで引き起こしているというケースも少なくはありません。

ホルモンバランスの乱れ

次に妊娠・出産によるホルモンバランスの乱れによるものです。

妊娠中はステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)が多く分泌され痛みを感じにくくなると言われています。

それとは反対に出産を機にステロイドホルモンの分泌が減少してしまうことで産後に痛みを感じやすくなると言われています。

これは関節の痛みに限らず。全身に言えることです

カルシウム不足

出産後は母乳を通し、ママの栄養は赤ちゃんに行ってしまいます。

その為、ママは必要な栄養が不足してしまうことがありその中でもカルシウムが不足することで関節にある軟骨が普段より固くなってしまい、今まであった柔軟性が失われることで痛みが生じてしまいます。

筋力の低下

妊娠をすると、母体と赤ちゃんへの影響を考え以前のように活発に動くことは難しくなります。

避妊時に運動をそこまでしなかった人も、活発に運動をしていた人も少なからず筋力が低下してしまいます。

全身の筋力が低下してしまうことで、もちろん関節周りの筋肉も低下することで体重を支えることが難しくなり関節に痛みが生じてしまうのです。

また、痛い部位をかばうようにして生活することで他の部位への負担が大きくなり、他の部位への痛みが生じてしまうというわけです。

妊娠・出産による骨盤の歪み

妊娠をすると、子宮内で赤ちゃんを育てるため骨盤が徐々に開いてきます。

また出産が近づくにつれて「リラキシン」というホルモンが分泌され骨盤を支える筋肉が緩むように働きかけます。

そうすることで、骨盤が徐々に緩みそれに伴い股関節も緩みが生じてしまうので痛みが生じてしまうのです。産後、適切な姿勢や骨盤矯正などで元に戻るとされています。

むくみで関節の動きが制限される為

妊娠すると体内に水分をためておこうとする為、浮腫みやすくなります。

その為、関節周囲にも浮腫みが生じ本来の動きを妨げてしまうので痛みが生じでしまいます。

痛みがでる関節の部位

走る 痛い

全体重の負荷がかかる股関節に一番多く痛みが出やすいと言われています。

先ほど説明したように、骨盤の緩みによって股関節にも歪みが生じてくることに加え体重増加や赤ちゃんを抱っこすることでの負担、正しくない姿勢とうの要因が重なり股関節に痛みが生じます。

症状としては、一日中痛みが生じる場合や朝方のみ痛みが出る場合、何か動作をした時のみ痛みがでるといったように様々です。

ついで膝関節

妊娠中の体重増加は、膝関節への負担を増加させる最大の要因になります。

また、産後は子供の抱っこやオムツを変えるなどの行為で膝を曲げ伸ばしすることによって膝に負担がかかるので痛みが生じてしまいます。

膝関節の痛みも症状の現れ方が様々です。

また、出産で落ちた免疫反応の異常で産後に「全身性エリテマトーデス」という膠原病を患ってしまう方もいます。

症状がなかなか改善しない場合や、悪化する場合、他にも微熱が続くなどの症状が出た場合は医師の診察を受けることをお勧めします。

手関節も意外と多い

3kgほどで生まれた赤ちゃんも日に日に重くなって、一ヶ月では5kg近くになります。

毎日重くなる赤ちゃんを抱っこすることで、知らずのうちに手関節への負担が大きくなり痛みを感じるようになります。

このような経験は、経産婦さんなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

産後に、腱鞘炎になる方が多いのもこういったことが原因で起こるとされています。

産後の関節痛は治る

眠る

ここまで説明したように、関節の痛みのほとんどが妊娠・出産に伴う身体的変化によるものです。

また、赤ちゃんも日々成長していき抱っこする時間は短くなっていきます。

その為、産後時間の経過と共に痛みは改善して行くことがほとんどです。

完治までの期間は様々

症状が完全に消えるまでの期間ですが産後の身体回復がそれぞれで違うように、個人差が大きいので一概にはいうことはできません。

年齢・体力・産前の経過で大きく異なってきます。

初産の方より、出産を経験した経産婦の方の方が対処法を知っている場合が多いので治癒にかかる時間が短いとも言われています。

放っておくと悪化する可能性も高い

先ほど「治る」というふうにお話しましたが、セルフケアで完治するという意味ではありません。

症状がひどくなれば、病院を受診することをお勧めします。

症状を患ったままでは、赤ちゃんのお世話も思うようにいきません。

また、最初の方でも軽くお話しましたが、実は産後の痛みではなく何らかの病気の可能性も否定できないので症状が長引く場合・悪化してくる場合は早急に受診するようにしてください。

股関節痛の対処法

関節痛 女性

では、どのように対処していけばよいのでしょうか?

産後一ヶ月は安静を心がける

出産を終えると産前の生活にづすぐに戻れるというイメージをする方もいるかと思います。

しかし、産後は思ったよりも身体の消耗が激しく特に産後一ヶ月は昔から「床上げ」という言葉があるようにしっかりと体を休める必要があります。

赤ちゃんのお世話で動かなければならない点に関しては仕方ないでのすが家事や兄弟がいる場合のお世話はパートナーや親などを頼るようにしましょう。

骨盤矯正

こちらは産後の一ヶ月検診で、子宮の状態などに問題がないと言われた場合に限りますが整体での骨盤矯正をお勧めします。

手軽に手にはいる「骨盤ベルト」で矯正をすることも間違いではないのですが、誤った巻き方をすると症状を悪化させてしまう可能性があるので一度専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

施設によっては、赤ちゃん同伴可能で施術中は子持りをしてくれるところもあります。

座り方に気をつける

産後は骨盤が開き緩んでいる状態なので、悪い姿勢を続けてしまうとその姿勢で骨盤が記憶してしまい歪んだまま元に戻ってしまうことだあります。

一番良くないのは「お母さん座り」です。

座るときは胡坐をかく姿勢が骨盤・股関節にいいと言われています。

ストレッチを取り入れる

軽くでいいのでストレッチを取り入れましょう。

カチコチになった筋肉をほぐすことで、痛みが緩和されます。

マッサージ

膝周囲をほぐすようにしてマッサージをしてあげましょう。

骨に問題があるのではなく、周辺の筋肉・関節が固まっている場合がほとんどなので緩めてあげると症状緩和に効果的です

電気治療

自宅では行えないことなのですが。

整体に通い電気治療を受けましょう。

電気を流すことで凝り固まった筋肉をほぐすことがで、き症状緩和に繫がります。

膝を温める

これはストレッチと併用して行うとより効果的なのですが、固まった筋肉をほぐす目的で行います。

浴槽に浸かり、体全体を温めることが理想的ではあるのですが産後はなかなか自分のために。

たっぷり時間を作ることは難しいので湯たんぽで温めたり、ホットタオルを当てるだけでも効果を実感できるかと思います。

しっかりと水分を取り血液循環を良くする

運動不足や水分不足により、血流が悪くなっている場合が多く見られます。

また、母乳をあげていることにより普段より水分不足に陥る可能性が高いので、しっかりと水分を補給するようにしましょう。

そうすることで血流が改善し関節周囲の血流も改善されることで痛み緩和に繫がります。

まとめ

復活

産後の関節痛とその対処法についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

産後、ストレスの少ない生活は、赤ちゃんのお世話をする上でも重要なことです。

痛み一つ取り除くだけで、かなりのストレス軽減に繫がります。

今回のまとめが、お役に立てれば幸いです。