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手の痺れ

2018/09/05

手に急に力が入らない場合はできるだけ早く病院に!

急に手に力が入らなくなったという経験は誰にでもあるものです。

しかし、手に急に力が入らなくなったら、できるだけ早く専門医のいる医師に相談し、検査を受け、治療を開始することが大切です。

手に急に力が入らなくなる原因としては様々なものが考えられます。

そのため、素人ではその原因を特定することは困難です。

この記事では、手に急に力が入らなくなる原因について説明した上で、どうしたら良いかについて説明していきます。
jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

急に手に力が入らなくなったという経験は誰にでもあるものです。

しかし、手に急に力が入らなくなったら、できるだけ早く専門医のいる医師に相談し、検査を受け、治療を開始することが大切です。

手に急に力が入らなくなる原因としては様々なものが考えられます。

そのため、素人ではその原因を特定することは困難です。

この記事では、手に急に力が入らなくなる原因について説明した上で、どうしたら良いかについて説明していきます。

手に急に力が入らなくなる原因は?

疑問女性

手の指先がピリピリしびれたり、手の感覚が鈍く感じたり、手の力が抜けてしまうなどの症状がある場合、手が麻痺状態になっているのかもしれません。

手に急に力が入らなくなる主な原因は、神経が原因となって起こるものです。

普段やらないことして疲れて手に力が入らない場合もありますが、この場合、筋肉が疲労しているだけであるため、急に力が入らなくなるということはありません。

神経が原因となっている場合、神経には頭や脊髄につながっている神経だけではなく、手足につながっている末梢神経もあります。

頭や脊髄につながっている神経が何らかの障害を受けて手に急に力が入らない場合には特に注意が必要です。

なぜなら、脳梗塞などの重大な疾患の前兆である可能性があるからです。

末端神経に障害が生じて手に力が入らなくなっている場合には、手から頭までのどこかの神経回路が圧迫されて障害が生じていることが多くなっています。

神経は、頭(脳)から首の骨の中を通り、さらに鎖骨の下を通って、腕・肘・手首・指先へとつながっています。

そのため、このどこかに障害(圧迫やしゃ断)が生じていると、手がしびれるといった症状があらわれます。

例えば、変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアによって、首の骨が変形したいるすと、それが原因で手に麻痺症状が出ることがあります。

さらに、鎖骨下で神経が圧迫されて手がしびれるといった症状があらわれている場合、これは胸郭出口症候群と呼ばれ、肋骨のうち一番上にある第一肋骨と鎖骨との間(胸郭出口)を通っている神経が、隙間が狭くなっていることで圧迫され、手にしびれが生じていることがあります。

その他にも、肘部管症候群や手根管症候などが手がしびれる症状をもたらす疾患として挙げられますが、いずれの場合も神経が何らかの原因で圧迫されていることが主な原因であると言えます。

他にも、糖尿病性神経障害によるしびれがあり、糖尿病となると末梢神経が侵されるため手や足などにしびれの症状があらわれることがあります。

神経の障害だけではなく、自己免疫や染色体異常が原因となっている場合や、精神的ストレスの過多、生活習慣病、加齢が原因となっている場合もありますが、いずれの原因にせよ、詳しい原因を特定することは素人には困難です。

できるだけ早く専門的な知識を有した医師に相談し、検査を受け、治療を開始することが大切です。

次でも説明するように、重大な疾患が原因で手に急に力が入らなくなっていることも考えられます。

麻痺症状は病気が原因の可能性も!

脳外科

手に急に力が入らなくなる原因としては、脳や神経、筋肉の病気も考えられます。

例えば、橈骨神経麻痺や脳卒中、ギランバレー症候群、筋萎縮性側索硬化症などが手に急に力が入らなくなる病気としては有名ではあります。

撓骨神経麻痺は、腕の中にある比較的大きな神経であり、手首や指を動かす機能を担っている橈骨(とうこつ)神経が麻痺し、手首や指が曲げにくくなったり、しびれや感覚麻痺といった症状が現れる疾患です。

橈骨神経に負担がかかるような無理な姿勢でいることが発症する主な原因ですが、麻痺が頻繁に起こるような場合には神経周辺に異常がみつかる場合があるので、早急な治療が求められます。

また、脳梗塞は脳内血管が破れたり詰まったりすることによって、血流不良となり、脳に致命的な障害をもたらす可能性のある疾患です。

脳梗塞の前兆症状として、麻痺で手が動かなくなったり、しびれで動かしにくくなるといった症状があらわれることがあります。

さらに、ギランバレー症候群は、筋肉を動かす運動神経に障害が起こる病気です。

手足に急に力が入らなくなる病気で、麻痺やしびれを伴うことがあります。

ギランバレー症候群は、免疫システムの異常から起こることが明らかとされており、難病指定されている疾患で、手に力が入らなくなる以外にも、呼吸困難や顔面麻痺などの症状があらわれます。

筋萎縮性側索硬化症は、手足・喉・下の筋肉や呼吸のために必要な筋肉が徐々に痩せ細っていき、力が入らなくなってしまう疾患です。

筋肉を動かし、運動を司っている神経が障害を受けた状態で、その結果として脳から運動命令がうまく筋肉に伝わらず、筋力が痩せていく疾患です。

このように、手のちからが急に入らなくなる疾患はたくさんあります。

手の力が入らなくなったぐらいでと病院にいかないと、その後、重大な病気が発見されることも少なくありません。

手に力が入らなくなるような麻痺症状は、緊急を要する病気の前兆である可能性もあるため、症状が出た場合はできるだけ早く専門医のいる病院で検査を受け、治療を開始することが大切です。

まとめ

急に手に力が入らなくなった場合には、様々な原因が考えられるので、その症状から自分で状態を判断しないようにすることが大切です。

まずは早急に専門医のいる病院で検査を受け、できるだけ早く治療を開始する必要があります。

病院に行く場合には、脳・神経・筋肉の病気が疑われるため、脳神経外科や神経内科を受診しましょう。