joint-care

更年期の辛い関節痛を痛みを緩和する3つの方法!

2018/01/14

  • Home
  • 基礎知識
  • サプリも効く?更年期の辛い関節痛の痛みを緩和する3つの方法!

サプリも効く?更年期の辛い関節痛の痛みを緩和する3つの方法!

更年期と聞くと症状がつらい・・
迎えたくないと思っている方も多いと思います。
しかし、女性なら誰しもがその期間を迎えます。
今回は更年期で発生する「関節痛」に焦点を当ててみたのでぜひ参考にして下さいね。
jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

更年期障害とはいつからいつまで?

女性三人の写真

更年期という言葉は知っているけど、実際どの期間・年齢を指すのかは曖昧という方も多いと思います。

まずは更年期について見ていきましょう。

更年期は女性の45歳~55歳の10年間のことを言います。

この45歳~55歳の間に女性は閉経します。

更年期と聞くとどうしても「病気」の印象を持たれがちですが、思春期や青年期と同じようにライフサイクルの呼び方なので病気ではありません。

更年期だからといって落ち込む必要はないのです!

女性なら誰もが迎える期間なので安心して下さいね。

更年期で関節痛とは?原因は?

エストロゲンのイラスト

では更年期の関節痛とはどのような症状があるのか、また原因を見ていきましょう。

更年期の関節痛の症状は、最初は関節が鳴るということから始まります。
そこから

  • ・階段の上り下りが辛い
  • ・ヒールがはけない
  • ・踵が痛い
  • ・手首の関節の痛みがなかなか改善しない
  • ・手や指の関節痛がある

など症状が悪化していきます。

さらにこの他にも、肩、膝などの関節がこわばったり、腫れるといった症状を感じる方もいます。
特に私の母や、職場のパートの方に聞いたところ「手首」の関節の痛みやこわばりの症状が多かったです。(あくまでも私の周りです。)

原因とは?
更年期の関節痛の原因は女性ホルモンの「エストロゲン」の減少です。
エストロゲンは加齢とともに減少していきます。

更年期に入ると、卵巣の働きが低下しエストロゲンが十分に分泌されなくなってしまいます。
そこで脳はこのエストロゲンをもっと分泌するように命令を出します。

しかし、卵巣にはその命令に従えるほど、エストロゲンを分泌することが出来ないので、エストロゲンの分泌は常に低い状態になってしまいます。

この命令を出しているのは脳の「視床下部」というところで、生殖機能を調整していて自律神経とも大きく関わっている部分です。
この視床下部が、指令を出しているのに、卵巣ではホルモンが分泌されないとなると、視床下部は混乱を引き起こし、自律神経を乱してしまうのです。

エストロゲンが減少し、自立神経が乱れることで、体に様々不調をきたすため、関節の痛みが起こると考えられています。

さらに、エストロゲンは関節を支えている軟骨や筋肉、関節内の水分にも大きくかかわっていると言われていて、エストロゲンが減少することで軟骨や筋肉が衰えたり、血液の循環が悪くなることで、関節痛が起こるとも考えられています。

現に関節痛の病気は女性に多いものがたくさんあります。
以上のこと簡単にまとめると・・・

  1. 更年期になると卵巣の機能が低下しエストロゲンの分泌が悪くなる
  2. エストロゲンの分泌が少ないと、脳の視床下部が分泌せよ!と卵巣に命令がいく
  3. 卵巣には分泌する力がないので、エストロゲンの分泌は少ないまま
  4. 視床下部がずっと命令をしているので、自律神経が乱れ体に様々な不調が起こる

このような流れになります。

これは更年期の関節痛に限らず、ほてり、動機、めまいという更年期の症状のすべての原因に当てはまります。

更年期の関節の痛みを和らげる3つの方法

大豆イソフラボン

関節の痛みがあると、日常生活に支障が出るという方も多いと思います。
ここでは更年期の関節の痛みを和らげる方法を3つ書いておきます。

①生活習慣の見直し
まずは自分の食生活を見直してみましょう!
「食事」は体を作る基本になるので、バランスの良い食事を心掛けることで、心と体の健康につながり、更年期にも効果があります。

特に、エストロゲンと同じ働きがある大豆イソフラボンを積極的に取り入れてみて下さい。

大豆には、エストロゲンと同じ働きをする他に、オリゴ糖も多く含まれていて、加齢とともに乱れる腸内環境を整えたり、骨を強くするカルシウムも含まれています!

②適度な運動
適度な運動は更年期症状の緩和に効果があることがわかっています!
特に「有酸素運動」がおすすめで、有酸素運動をすることで、体内の血行が良くなり、骨密度を維持したり向上させる効果があります。

さらに、達成感や爽快感を味わうことができ、ストレスの発散にも繋がるため、自律神経の乱れを整える効果もあります!

最初は15分の散歩からでもいいでしょう。
無理のない程度に毎日続けることが大切です。

③市販薬・サプリの使用
運動があまりできない、仕事をしていて時間がないという方は、市販薬やサプリを使用するのもいいでしょう。

薬局やドラッグストアでは、更年期の症状を和らげる薬が販売されています。
(ちなみに私の母は命の母を飲んでいます。)

近年サプリも多様化してきていて、更年期症状に効果のあるサプリもたくさん販売されています。
サプリは毎日摂取することで効果があるので、自分が続けやすい価格のものを選ぶといいでしょう。

しかし、持病があり薬を飲んでいる方は、飲み合わせが危険なことがあるので、市販薬やサプリメントを飲む際には、かかりつけの医師や薬剤師にしっかり相談してから飲みましょう。

あまりにもひどい場合は病院の受診を!

病院

更年期の症状は軽い人~重い人まで本当に様々です。
日常生活に支障をきたしたり、症状に悩むのが嫌だという方はぜひ病院を受診してください!

婦人科で治療してもらうことが出来ます。
病院では以下の治療を行います。

①ホルモン補充療法
HRT療法ともいい、エストロゲンを補う治療方法です。
エストロゲンそのものを補うので、更年期の様々な症状の緩和に効果があります。
ホルモン補充療法はさらに3つにわけることが出来ます。

・周囲的併用投与法

エストロゲンを毎日または定期的に服用して、半月だけ連続しプロゲステロンを併用する方法です。
プロゲステロンを飲み終わると出血が起こります。
一番ポピュラーな治療方法になります。

・持続的併用投与法

エストロゲンとプロゲステロンを毎日服用する治療方法で、薬の量によって出血のコントロールが可能です。
閉経した後出血を望まない人がこの治療を受けます。

・エストロゲン単独投与法

子宮を摘出した方は、プロゲステロンを補う必要はないので、エストロゲンを単独投与します。

②漢方薬
更年期の症状緩和に漢方はよく用いられます。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や加味逍遥散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が処方されます。
継続的に服用することで、更年期の症状緩和につながります。

③抗うつ薬、抗不安剤
更年期になると気持ちが落ち込んだり、不安感や焦燥感を感じる方もたくさんいます。
そういった症状が酷い場合には、抗うつ薬や抗不安剤が処方されることもあります。
また同時にカウンセリングを行うこともあります。

その関節痛は病気かもしれません!

手を痛めている女性

更年期になると手や指の関節痛やこわばりが発生することがありますが、実は更年期ではなくリウマチや膠原病など病気の可能性もあります。

最後は更年期の症状に似ている関節の病気を書いておきます。

①関節リウマチ
関節に炎症が起きて腫れや痛みを伴い、放置すると軟骨や骨が破壊される病気です。
さらに症状が悪化すると関節が変形します。

関節リウマチは、自分も持っている免疫の働きに異常が発生することで起こる自己免疫疾患の一つです。

リウマチの関節痛は一ヶ所だけでなく、複数の関節に起こり、特に朝起きたときに一番こわばりを感じます。
また全身にも症状が現れ、微熱や風邪のような症状が起こります。

②膠原病
皮膚や筋肉の組織や臓器に異常がおこる自己免疫です。
シェーグレン症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎も膠原病の一つです。
これらの病気の場合、微熱や皮膚の赤み、ドライアイ、ドライマウス、関節痛、筋肉痛などの症状が現れます。

③甲状腺機能低下症
甲状腺のホルモンの低下が原因で体に不調が起こる病気です。
関節痛のほかに、むくみや冷え、体重増加、無気力、疲労感、眠気などの症状があります。

以上が関節痛で考えられる病気になります。
更年期だからと放置すると、どんどん症状が悪化してしまうので、少しでもおかしいなと思ったら病院を受診して下さい。

更年期の関節痛を緩和する方法まとめ

笑顔の女性の写真

いかがでしたか?
今回は更年期で発生する関節痛の原因や緩和する方法を見てきました。
更年期は女性なら誰しもが迎える時期。

怖がることなく、自然と受け入れることも症状の緩和に繋がります。
ぜひ自分の体が変わる時期なので、日ごろの生活習慣を見直し、これからの健康維持に繋げて欲しい期間でもあります。

しかし中には病気の可能性もあるので、少しでも不安だったり、おかしいなと思ったら病院を受診しましょう。