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2018/03/25

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麻黄湯は風邪の関節痛に効果あり。子供でも飲める安心漢方

麻黄湯は、関節痛に効果のある漢方というのは知っていましたか?

今回はどのような関節痛に効果を発揮するのか、さらに麻黄湯の効果について見ていきます。
jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

関節痛に麻黄湯?

麻黄湯はどんな関節痛に効果があるのかというと、風邪を引いたときの関節の痛みに効果を発揮します。

麻黄湯で風邪の関節痛は、体内のエネルギーや栄養の流れが悪く、汗が出なくなり関節に痛みが生じると言われています。

さらに漢方では、風邪にかかったらまず体を温めて、治癒を速めていくという考えがあり、麻黄湯を服用することで、体を温めて、発汗を促進し寒さを発散させ関節の痛みや風邪の初期症状を緩和する作用があります。

麻黄湯のほかに風邪に効果のある漢方はたくさんありますが、麻黄湯は「体力が充実していて、寒気があり、頭痛や咳がある方」に処方されます。

さらに子供にも処方されるので、大人から子供まで様々な年齢の方が安心して服用できる漢方です。

麻黄湯の3つの効果

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ここでは麻黄湯の3つの効果についてみていきます。

①関節の痛みを軽減

上にでも書きましたが、麻黄湯には関節の痛みを軽減する作用があります。

麻黄湯には、麻黄と桂枝が含まれていて、これらには発汗・発散作用があり体内の病気の元になっているものを追い出す効果があります。

そのため、痛みの元となるものを追い出すので、痛みを軽減してくれるのです。

②熱が出過ぎないようにする

麻黄湯は風邪などで熱が体内にこもり、寒気がする人に発汗を下して、熱を外に出す効果があります。

熱を発散させるため、熱が出過ぎないように作用してくれます。

③咳・頭痛を鎮める

麻黄に配合されている生薬には、咳や頭痛を鎮めてくれるものが配合されています。

風邪の引き始めにぞくぞくして、発熱や関節痛の痛みが発生しそれに伴って頭痛が起きるという方におすすめです。

また麻黄には、エフェドリンが含まれていて、気管支拡張作用があるため咳にも効果を発揮します。

麻黄湯に含まれている生薬やその効果は?

ではここでは麻黄湯に配合されている生薬や、その効果について書いていきます。

①麻黄(まおう)

麻黄は、マオウ科のマオウなどの地上茎を乾燥したもので、発汗・沈咳・利水の効能があり、発熱・頭痛・咳・喘息の治療に使用されています。

マオウに含まれているエフェドリンは、ドーピング検査で規制物質に指定されている成分なので、スポーツをする方は注意が必要です。

②桂枝(けいし)

桂枝は、トンキンニッケイなどの樹皮や幼若枝を乾燥したもので、発熱・解熱・鎮痛・健胃作用に優れています。

風邪の引き始めや鼻炎、神経痛に効果があります。

③杏仁(きょうにん)

キョウニンとは、バラ科のアンズなどの種子を乾燥したもので、咳止め、去痰、通便効果があり、便秘や咳止め、痰を出す効果があります。

④甘草(かんぞう)

マメ科カンゾウ属植物の根や根茎を乾燥したものを使用していて、鎮痛、鎮痙、解毒、鎮咳に効果があります。

特に喉の痛みに効果を発揮する生薬です。

麻黄湯はインフルエンザの特効薬?

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インフルエンザは高熱と強い関節痛が症状として現れますが、麻黄湯は抗インフルエンザウィルス薬と同等またはそれ以上の効果がある、ということが確認されています。

上でも書きましたが、麻黄湯は小児でも服用することが出来るのですが、インフルエンザと診断された生後5ヶ月~13歳までの子供に、抗インフルエンザ薬・麻黄湯・抗インフルエンザ薬と麻黄湯と3つのグループに分けて、体温の記録をしたという調査があります。

その結果、麻黄湯だけ服用していたグループが解熱までの期間が最も短いというデータがあったのです。

さらに麻黄湯は、全身に作用するのでインフルエンザに伴って起こる関節痛や倦怠感に効果を発揮することがわかっています。

特に関節痛の痛みの緩和に関しては、抗インフルエンザ薬よりも痛みが緩和するのが早いというデータがあります。

気になる副作用は?

麻黄湯は小児でも服用できるため、比較的副作用は少ない漢方です。
しかし

  • ・血圧上昇
  • ・動機
  • ・不眠
  • ・頻脈

といった副作用が報告されています。

特に高血圧や心臓病がある方、高齢の方は服用に注意が必要なので服用する前には医師としっかり相談しましょう。

さらに多くの漢方で言われている偽アルドステロン症やミオパチー、発疹などの報告もありますが、これらは本当に稀です。

こちらに副作用については記載してあるので参考にして下さいね。
関節痛に効く漢方薬とその副作用

麻黄湯は服用するタイミングが大切

麻黄湯は、風邪やインフルエンザなど

初期に有効な漢方

なので、引き初めのぞくぞくしていて、発熱頭痛があり発汗していない状態のときに服用するのがポイントです。

時間が経過したインフルエンザや風邪には効果を発揮できないので、引き初めにすぐ飲みましょう。

さらに寒気が改善され熱が下がってきたら飲むのは中止してください。

妊娠中の方は、麻黄湯に含まれているエフェドリンが、胎児の胎盤の血行障害を引き起こす可能性があるので、服用は出来ません。

まとめ

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麻黄湯は、風邪やインフルエンザの関節痛に効果があり、ひきはじめに飲むことが大切だということがわかりました。

麻黄湯は病院でも処方してもらうことが出来ますが、ドラッグストアでも購入することが出来ます。

ぜひ風邪の引き初めに、常備薬として持っておくのもいいですね。