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2018/04/13

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子供の関節痛で考えられる12の病気とは?関節の病気を知っておこう

子供が関節が痛いと訴えてきたら心配になるママも多いと思います。
今回は子供に発症しやすい関節痛の病気を12種類書いてみました。
今度子供が痛みを訴えてきたとき、さらに足を気にしたり、動きがおかしい場合にすぐ対処できるよう、ぜひ知識として読んでみて下さい。
jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

子供の関節痛で考えれる病気とは?

子供肘が痛い

では早速見ていきましょう。子供の関節痛のイメージはありませんが、子供の時に好発する関節痛があります。

①大腿骨頭すべり症

【痛む場所】
股関節かかとひざ

【好発年齢】
10歳~14歳の男の子に多い

大人になると大腿骨は一つの骨になっていますが、子供の場合骨端線という軟骨で骨が整腸して、大人のような大腿骨になっていきます。
大腿骨すべり症とは、骨端線の部分で大腿骨の上の骨の部分が後ろに滑る病気で、レントゲンではわからず、CTを撮るとわかります。
体が大きくなったり、スポーツのし過ぎで発症すると言われていて、急性慢性に分かれます。急性では、急な激痛が起こることがあります。

②成長痛

【痛む場所】
太ももすねふくらはぎ

【好発年齢】
3歳~小学校低学年

日中は元気に遊んでいるのに、夜になると急に足が痛いと泣いて目を覚ましたりする病気で、さすったり抱っこすると治ります。
足に怪我はなく次の日も元気に遊んでいることが多く、月1回~3回痛みが起こり、長くて2年ほど続きます。足が成長するときに起こる痛みなので成長痛と呼んでいますが、原因ははっきりわかっていません。

原因がわかってない関節痛を成長痛と呼ぶこともあります。

③ペルテス病

【痛む場所】
股関節ひざ

【好発年齢】
4歳~7歳

ペルテス病とは、大腿骨の血行不良が原因で股関節が弱くなり、つぶれて変形したり壊死してしまう病気です。
壊死と聞くと驚く方も多いと思いますが、子供の場合2~3年かけて再生していくので手術の必要はほとんどありません。しかし再生するまでの間、なるべく変形を最小限に抑える治療を行います。
一般的に低年齢に発症したほうが早く綺麗に治り、小学校高学年になって発症すると完治するまでに時間がかかります。またほとんどの場合片方がなってから、2年以内にもう片方が発症し、足を引きずるだけの場合や痛みを訴える場合があります。

④むずむず脚症候群

ふくらはぎ

【痛む場所】
太もも足の裏すねふくらはぎ

【好発年齢】
全年齢

むずむず症候群は足のムズムズ・ピリピリなど、言葉では言い表せないような不快感を感じる病気です。寝つきが悪くなったり、足同士をこすりつけたり、足を布団や壁に押し付けるなど落ち着きがなくなるので、注意欠陥多動性障害とも間違われる場合があります。
カフェインの摂取のし過ぎや、鉄欠乏、マイコプラズマやA溶連菌、遺伝がが原因で起こります。十分な睡眠や規則正しい生活、カフェインの摂取を控える、鉄剤を飲むなど原因を突き止めその原因にあった治療法を選択します。

⑤小児白血病

【痛む場所】
ひざ

【好発年齢】
3歳~5歳

15歳以下の小児が発症する血液の癌のことを「小児白血病」と呼びます。鼻水、咳などの風邪症状は見られないけど、熱が繰り返し出たり、内出血や倦怠感、貧血、などの症状がみられます。小児白血病の原因は解明されいないのが現状です。
癌治療になるので抗癌剤や骨髄移植が行われ、今では90%以上が寛解・治癒するというデータがあります。

⑥第1ケーラー病・第2ケーラー病

【痛む場所】
足の甲足の土踏まず

【好発年齢】
第1ケーラー病:4歳~5歳
第2ケーラー病:12歳~15歳

第1ケーラー病とは、足の甲の舟状骨という部分が、第2ケーラー病は足の土踏まずのあたりにある第2中足骨という部分が腫れて痛みを伴うことで歩きづらくなったり、歩行困難になる病気です。
血液の血行障害が原因で血行障害が起きている部分が壊死することで起こります。激しい運動は控え安静にし、激しい痛みがある場合は病院早急病院を受診しましょう。

⑦アレルギー性紫斑病

【痛む場所】
ひざすねふくらはぎかかと

【好発年齢】
3歳~10歳の男の子

アレルギーによって血管に炎症が出来る病気のことをいい、皮膚内の内出血がみられます。アレルギー性紫斑病の場合、特別な治療しなくても1ヶ月ほど安静にしていれば治ってしまうことがほとんどです。
しかし、重症化する可能性があるので、免疫抑制剤を使用します。

⑧シンスプリント

ランニング下半身

【痛む場所】
すねふくらはぎ

【好発年齢】
全年齢

ランニングやジャンプをしたときに、すねの内側やふくらはぎに痛みを感じる病気で、スポーツを始めたばかりの子供に起きやす病気で、大人も発症します。
ストレッチ不足や運動量のオーバーで、硬くなってしまった筋肉が骨を引っ張ってしまうので起こります。

⑨踵骨骨端症

【痛む場所】
かかと

【好発年齢】
8歳~12歳

運動した後、朝起きたときに踵の後ろに痛みを感じる病気で、ジーンとする痛みが特徴です。痛みが悪化すると踵を地面に付けることが困難になり、爪先立ちで歩くようになります。通常片側の踵に起こることが多いですが、稀に両方起こることもあります。
ランニングやジャンプなど激しいスポーツをする方に発症する傾向にあり、発症したら安静にすることが大切です。

⑩反張膝

膝の診察子供

【痛む場所】
ひざ

【好発年齢】
2歳~12歳

膝関節が普通よりも反り返りが強く起きている状態で、関節が緩いともいわれます。遺伝と重力が原因で、長時間の歩行やランニングをすると関節痛が起こりやすくなります。
さらに足元のバランスも崩れやすくなるので、外反母趾や指の付け根にタコが出来たり、中には腰痛を訴える子もいます。
体の重心の位置を整えたり、筋肉のバランスを安してくれば改善していく傾向にあります。

⑪オスグット・シュラッター病

【痛む場所】
ひざ足全体

【好発年齢】
10歳~15歳

オスグットはスポーツ障害の1つで、膝のお皿の下にある骨が突出し、痛みや腫れが出ます。足を動かさないときに痛みはありませんが、動くと痛くなるのが特徴です。
ジャンプしたり走るスポーツ(バレー、バスケ、サッカー)をしている子供に多く、完治までに3ヶ月~半年かかります。

⑫骨肉腫

【痛む場所】
すねふくらはぎ股関節太ももひざ

【好発年齢】
10代~20代

骨肉腫とは漢字からもわかるように、骨の癌です。スポーツを行う少年期に発症しやすく、最初は軽い痛みからはじまり、徐々に痛みが強くなっていきます。
はっきりした原因はわかっていませんが、遺伝や生活環境が原因ではないかと考えられていています。
筋肉痛のような痛みが1週間以上続いている場合、骨肉腫が疑われるので早急に病院へ行き検査を受けましょう。

子供が関節が痛いと言ってきたら・・よく観察を

お母さんが子供を触診

子供が関節痛がすると訴えてきたら、どうしようか慌ててしまいますよね。
まずは子供の以下の点をチェックしてみて下さい。

①腫れや熱、痛みはないか
②痛みを感じ始めてからどのくらい経っているか
③普通に歩行が可能か
④発熱や頭痛、嘔吐、内出血はないか
⑤元気かどうか

痛みが発生した日やどのような痛みかを詳しく医師に伝えることで、スムーズに診察を受けることがでいます。
痛みが続いて、他の症状が出るようだったら「整形外科」を受診して詳し調べて原因を突き止めましょう。

もし夜に痛みを感じて翌朝何事もなく遊んでいるようであれば、それは「成長痛」になります。
成長痛かどうかの自己判断は危険なので、痛みがある場合は医師の診察を受ましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は子供の関節痛の病気について見てきました。
子供でも沢山の関節の病気があることがあり、中には癌が疑われるものもありましたね。

もし子供が関節痛を訴えてきたら、まずは慌てずどのような状況か観察することが大切です。さらに痛みは訴えて来ないけど、歩き方が変だなと感じたらよく観察してみて下さい。痛みが激しかったり、歩行や困難、動作が日に日におかしくなっている場合はすぐ病院を受診してください。