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2018/04/16

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関節痛は「温める」「冷やす」どっちが効果的?正しい方法で痛み改善

jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

関節痛で痛みを感じたとき、「温める」のと「冷やす」のは、どちらが正しいのかと迷ったことはありませんでしょうか?

患部を冷やしたりする湿布や逆に患部を温めるカイロなどいろんなタイプがあるので悩んでしまう人も多いと思います。

そこで今回は、関節痛には「温める」「冷やす」どちらが正しのかについて紹介していきます。

関節痛の対処は「温める」「冷やす」?

肘を冷やす

昔から、突然膝に痛みを感じたり、打撲をしたりしたときなどは、湿布で冷やせば治ると言われていますよね。

これは決して間違いではありません。

しかし、「温める」のか「冷やす」のかは、

  • ・突発的な痛み
  • ・慢性的な痛み

このような症状で切り分けることができます。

具体的に見ていきましょう。

突発的な痛み

関節痛の突発的な痛みとは、捻挫や打撲などの急激に炎症が起こり痛みを感じる症状のことを言います。

このような突発的な痛みには、「冷やす」が正しい選択です。

まずは、痛みが起こっている患部に熱があるのかを手で触って調べます。

このときに熱があったり、腫れたりしているような場合は、湿布などで冷やすようにしましょう。

炎症が起こり痛みを発生している症状は、内出血や炎症を増加させてしまう可能性があるので、患部を冷やして安静にすることが大切です。

そのまま患部を冷やしても痛みや症状が緩和されないようであれば、病院を受診し専門医での診察を受けることをおすすめします。

慢性的な痛み

捻挫や打撲などとは違い、長い間原因がわからずに関節痛などの痛みを感じる慢性的な痛みには「温める」が正しい方法となります。

慢性的な痛みは、血行不良が原因の場合が多く、この状態の患部に湿布で冷やしてしまうと血行不良が悪化し痛みを増大させてしまいます。

整形外科などを受診するようなケースでは、痛みの原因が、変形性膝関節症変形性股関節症など傷む患部によりこのような名称があり、軟骨がすり減って、変形することで起こるような症状と判断されることもあります。

しかし、慢性的な痛みのほとんどは、「筋肉へのダメージ」が原因なので、冷やすよりも温める方が効果的なのです。

このような慢性的な関節痛の痛みを発生させる原因は、

  • ・長年の関節への負荷
  • ・ストレス
  • ・誤った食生活
  • ・血行不良
  • ・更年期障害
  • ・加齢によるもの

などがあります。

これらが関係して慢性的な関節痛を発症してしまった場合は、筋肉へのダメージを修復しようと作用するので、患部を冷やしてしまうと湿布などに含まれる消炎鎮痛剤により更に血行を悪くさせてしまいます。

慢性的な痛みの原因は、筋肉が固くなり、ひざ付近の血流が滞って栄養が十分に巡らなくなっていることです。

その為、冷やすのではなく、温めるようにして下さい。

リウマチなどの関節痛は冷やす?温める?

手首の関節が痛い

リウマチにもさまざまな症状があり、リウマチによる関節痛の痛みを軽減させる方法は、医療機関でおこなうリハビリから薬物投与による治療などがあります。

ご自宅でリウマチの痛みを改善する方法としては、処方された薬を飲む方法と湿布などにより患部の痛みを軽減させる方法となります。

このリウマチによる関節痛の痛みは、現在起こっている症状・状態によって温めるのか冷やすのかが変わってきます。

切り分ける方法は、

  • ・関節が腫れあがり熱もある
  • ・熱や腫れはないが傷む

まずは、自分の症状はこのどちらのタイプなのかを確認します。

関節が腫れあがり熱もある場合は、「冷やす」、熱や腫れはないが傷む場合は、「温める」ようにすることで痛みを緩和させることができます。

また、リウマチは寝起き、朝にこわばりを感じることがあります。

そのようなときは、40℃ほどのお湯に10分程、手や足を浸けて、ゆっくりと動かすようにすれば症状緩和に効果的です。

関節痛の治療方法

膝の関節イラスト

突発的なケガなどによる関節痛であれば、湿布などで冷やすことで時間の経過とともに痛みが和らぎ症状が改善していきます。

しかし、さまざまなことが要因し慢性化してしまった関節痛や関節リウマチは病院での治療が大切です。

痛みを取り除く治療方法は病院やクリニックごとに違いはありますが、一般的には、主に以下の2種類があります。

  • ・物理療法
  • ・薬物療法

それぞれどのような治療方法なのか見ていきましょう。

物理療法

物理療法は、「温熱療法」と「寒冷療法」の、温めるか冷やすかの治療方法です。

病院で行う「温熱療法」は、40〜50℃ほどに温めた湯たんぽやホットバッグを患部に当てて治療をおこないます。

痛みのある幹部を温めることで血流が改善し、痛みを和らげる効果があります。

寒冷療法」は、痛みが激し場合、赤く腫れ上がっている場合など、急性炎症が起きているときに用います。

寒冷療法では痛みを感じる炎症部分を冷やすことで痛みを抑える治療で、急性炎症などに効果的です。

これらは、病院の医師が症状によって判断し、その場で行ってくれる治療方法です。

薬物療法

薬物療法は、薬を使い痛みの症状をコントロールするタイプの治療方法です。

激しい痛みには、鎮痛効果のある、解熱鎮痛剤(NSAIDs)が含まれているものが処方されます。

病院で物理療法を行っても改善が見られない場合、自宅にいるときに激しい痛みで悩まされるような場合に処方してもらえる薬です。

この薬のメリットは、痛みを取り除きながら骨の変形を抑える効果、関節の動きを保つ効果があります。

副作用に胃の痛みがあるので、飲む前に軽く何か食べるなどして服用方法に注意する必要があります。

また、このような治療方法以外にも、病院によっては「ホルモン補充療法(HRT)」などがあります。

このホルモン補充療法(HRT)は、更年期症状や更年期障害、閉経による関節痛の痛みに効果的で、体内で不足した女性ホルモン(エストロゲン)を補充する療法です。

HRTに期待できる効果は、関節痛以外にも、のぼせ、ほてり、多汗、寝汗、睡眠障害などを和らげ、抑うつ症状を改善、骨を破壊する細胞の生成を抑い骨粗しょう症の予防、皮膚のコラーゲンやエラスチンを増やし、肌の張りや潤い、柔軟性を保つなどさまざまな効果が期待できます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、関節痛には「温める」「冷やす」どちらが正しのかについて案内してきました。

まとめると、温めるか冷やすかは、関節痛の症状や傷み具合によって変わると言うことです。

その症状に合わせて処置をすることで痛みを改善することができますが、処置を間違えてしまうと逆効果となってしまうので注意が必要です。

自分の症状はどちらに該当するのかをこのページ・記事で確認し、痛み改善に役立てて下さい。