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膝裏の痛み

2017/06/26

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ベーカー嚢腫とは?膝の裏側に痛みを感じさせるその原因の症状と対処法

一言で膝の痛みと言っても左右上下や内側、裏側と痛みが出る場所も様々です。

膝には体重の5~10倍以上の負荷がかかることもあるくらいなので痛みが一番出やすい箇所でもあります。

実際に、膝の裏に痛みを感じて悩んでいはいませんか?

そこで今回は、膝の裏の痛みの原因と対処法について紹介していきます。

原因を知ることで対処法もわかってくるので、是非参考にしてみて下さい。
jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

ベーカー嚢腫とは

ベーカー嚢腫(のうしゅ)とは、ベーカー嚢胞(のうほう)や膝窩嚢胞(しつかのうほう)とも呼ばれ、膝の関節包に関節 液がたまり、膨らんできた状態をいう、膝裏の腫脹が形成される疾患です。

原因は、「浮き指」「反張膝」「外反母趾」「関節リウマチ」などと考えられており、滑液を含んだ滑液包が炎症を起こしている状態です。

滑液包は、腱や靭帯の摩擦を権限させる関節液が入った袋のこと。

加齢などにより、30~50代の女性に多く見られる症状で、中には5歳前後の子供に生じることもあります。

また、場合によっては、滑液包の内圧が高まり、破裂を起こし、静脈炎を伴うなど他の症状を引き起こすこともあります。

ベーカー嚢腫と診断されると、基本「中の水を抜く」治療が必要です。

治療には、一般的な整形外科的治療法から関節液の穿刺を行い注射器を用いて吸引を行う方法、損傷した軟部組織や骨組織を安静に保ち、患部の環境条件の回復を図り経過を見ながら治していくといった治療法があります。

治すには、ひざへの負担を軽減することが大切。膝が反りすぎていると、再発する可能性もあるので膝への負担を減らししっかりと安静にすることが重要なのです。

完治には時間はかかりますが、病院で適切な治療をするようにして下さい。

ベーカー嚢腫で膝が痛む?

痛みは何が原因

ベーカー嚢腫など“膝痛”で悩む方の多くは膝裏に痛みを感じる場合が多いようです。

膝裏の痛みを訴える方は「膝を深く曲げると痛む」「階段の上り下りの際に痛む」「正座をすると痛い」「歩くと痛みが出て歩きにくい」などです。

今このサイトを見ている方も同じ症状が出ている方もいるのではないでしょうか。

そんな膝裏の痛みですが何が原因で起こっているのか気になりますよね。

そもそもなぜ膝裏に痛みが出るのか?主な原因は、

  • ・ベーカー嚢腫による痛み
  • ・筋肉の疲労による痛み
  • ・変形性膝関節症による痛み
  • ・腰痛が原因で起こる痛み
  • ・リンパの流れが悪い
  • ・後十字靭帯の損傷
  • ・半月板の損傷
  • ・反帳膝になっている

これらが原因となり痛みを発生させています。

では順番に見ていきましょう。

ベーカー嚢腫による痛み

滑液包と呼ばれる袋が膝の後ろ側にあるんですがその袋に水が過剰にたまりゼリー状の腫瘤が出来ることをベーカー嚢腫と呼びます。

50代の更年期世代の女性に多いと言われています。

ベーカー嚢腫の特徴は膝裏にゴルフボール大くらいの塊が出来、痛みは強くなくて違和感や圧迫感があります。

整形外科では患部に針を刺して中に溜まった液体を抜く処置をしたりしますが、絶対に自分でやらないようにしてください。

また別の方法ではベーカー嚢腫に対して抗炎症薬で痛みを抑えたり、外科的手術でベーカー嚢腫の膿腫を取り除くケースもあります。

筋肉の疲労による痛み

例えばハイキングや旅行などをしてひざを痛めた場合は約2日~3日ほどで治ると言われています。

これはあまり普段から運動をしない人が短期間で膝を酷使した場合に多いです。

皆さんも普段運動しないでいきなり運動をすると身体中、筋肉痛になりますよね?

それと同じことが膝で起きています。なのでしばらく休むと良くなりますので、その場合は湿布を貼って安静にするなどして様子を見ましょう。

もし一週間以上痛みが残っているのであれば整形外科を受診しましょう。

変形性膝関節症による痛み

原因は膝の骨と骨の間にある関節軟骨部分が摩耗したり弾力がなくなることで関節軟骨がクッションとしての役割を果たせなくなり、痛みが生じます。

初期症状で多いのが膝が痛んだり、立ち仕事や正座がしづらくなったりします。

症状が悪化すると膝関節が変形し、O脚が酷くなったり膝の曲げ伸ばしが出来なくなってしまいます。

末期では杖や手すりがないと自力での歩行が困難になってしまいます。

この病気の患者さんは高齢者多く男女比は1:4と女性に多く偏っています

また、肥満で膝に負担がかかることもこの病気を引き起こす原因となりますので無理のない運動や食事制限をして痩せましょう。

腰痛が原因で起こる痛み

主な原因は坐骨神経痛によるものです。

膝裏には足を動かすための腰から様々な神経が通っています。

その坐骨神経を何らかの原因で異常を起こし圧迫してしまうことで腰だけではなくその下の膝の裏にまで痛みが出てきてしまいます。

また、腰の痛みを庇うために無理な姿勢になったりすることで膝に負担がかかり痛んでしまうケースもあるようです。

もし腰の痛みがあるのならコルセットを着用するなどをして対処しましょう。

リンパの流れが悪い

リンパの流れが悪いと膝裏に痛むことがあります。

足や足の指がむくんで正座をした際など膝に張るような痛みがある場合はリンパの流れが悪いことが原因の可能性があります。

リンパとは血管と同じように身体中に張り巡らされており老廃物の回収と排泄をしたり細菌の退治、ウイルスなどへの抗体を作ったりしてくれます。

このように大事な働きをしてくれるリンパですが、リンパの流れが悪いと体に悪影響を及ぼします。
そのためリンパの流れをよくすることがとても大切なのです。

入浴時にマッサージをすると効果的です。しかしリンパマッサージは強すぎると逆効果なので優しくしましょう。

また、姿勢を正すことで血液循環が良くなるのでリンパの流れも自然に治癒される事になります。

後十字靭帯の損傷

後十字靭帯は膝関節を支える靭帯の一つで膝の後ろ側にあります。

痛める原因は主に交通事故やスポーツ、転んだ際など膝を打ち膝から下の部分が後ろへ引っ張られることで痛めます。

この後十字靭帯を痛めると、膝の曲げ伸ばし、正座などで膝の裏が痛くなってしまうという症状が現れます。

もし交通事故やスポーツ、転んだなど心当たりのある方はすぐに病院へ行きましょう。

半月板の損傷

半月板とは膝関節の内側と外側にひとつずつある三日月型のコラーゲン繊維が豊富な軟骨組織で膝関節のクッションの役割をしてくれています。

この半月板は後十字靭帯と同じように交通事故やスポーツ、転んだ際に痛める場合が多いようです。

スポーツをする際はサポーターやテーピングをするなどして予防しましょう。

また、加齢により傷つくこともあるため中高年層の方も注意が必要です。

半月板損傷の症状の一つに「ロッキング」と呼ばれるものがあります。

このロッキングとは激しい痛みで膝が動かなくなる症状です。

本来膝関節の動きをサポートするはずの半月板ですが、何らかの強い衝撃が原因で半月板が関節部分に引っかかり膝関節の動きを妨げてしまいます。

ロッキングは性別年齢問わず起こりうるので憶えておきましょう。

半月板の損傷を放置していると関節炎が生じたり、膝関節に水や血液が溜まり、血腫や水腫などの合併症状を引き起こす可能性があります。

このような合併症が起こると膝関節部分が腫れたり、膨張したりと目に見える変化があります。

こうならないためにも痛みを感じたらすぐに病院へ行きましょう。

反帳膝になっている

反帳膝(はんちょうひざ)とはあまり聞きなれないですよね。

反張膝とは膝を伸ばした際に真っ直ぐ以上に反り返っている状態のことを言います。

わかりやすく言えば横から見た状態で足が逆「くの字」になっています。

足が逆くの字になっていると膝裏が反りすぎて必要以上に伸びるので、膝裏が痛くなることがあります。

反張ひざは膝を曲げる筋肉と伸ばす筋肉のバランスが悪くなっています。

膝を伸ばす大腿四頭筋が緊張して、膝を曲げる筋肉ハムストリングスが緩んでいることが原因です。

普段から足の裏の重心位置が偏っていたり膝を支える筋肉のバランスが悪い人やバレエ、水泳をやってる人も反張膝になりやすいので注意しましょう。

このように膝の裏の痛みと一言で言っても様々な病気があります。

大体は加齢による病気ですがスポーツなどで痛めるケースもあることがわかったと思います。

ではどのようにケアしたらいいのでしょう?

簡単に出来る膝裏ケア!

簡単に出来る膝裏ケア

膝の裏をケアして病気にならないように予防しましょう。

ではどのようなケアをすればいいの?って思いますよね。

それをこれからわかりやすく説明します。

ストレッチ

ストレッチによるマッサージはとても効果的で筋肉の緊張を緩め、関節の柔軟性を戻すことができます。

また、ストレッチをすることで血流が良くなるので疲れや痛みが緩和されます

リンパの流れが悪いときや運動をする前後などにストレッチをすると自然治癒とにも最も効果的かと思います。

しかし、運動不足や加齢による痛みの場合は長時間行うと逆効果なので焦らず毎日コツコツ続けましょう。

ストレッチは情報が多いのでいろんな方法があるので自分に合いそうなものを日常生活に取り入れるようにしてください。

痛みが強いときや痛みが長引く場合は無理をせず直ぐに整形外科を受診しましょう。

患部を温める

患部を温めることでストレッチと同様に血流を良くすることができます。

温めることで痛みの原因である疲労物質を取り、筋肉のこわばりを緩めます。

簡単に出来る温め方は、入浴、ホッカイロ、温湿布、ホットタオルなどの使用がありますのでご家庭でやってみてはいかがでしょうか。

また、遠赤外線効果があるサポーターは非常に有効で膝を守ると同時に血流を良くしてくれるので試してみてください。

筋力を上げる

加齢とともに筋力は弱まりますので日ごろから運動をすることで予防や改善が出来ます。

例えば軽いウォーキングやランニングから始めてみてはいかがでしょうか。

腰痛持ちの方にはサイクリングがおすすめで、腰に負担があまりかからずに足を鍛えられるのでお買い物などで自転車を使ってみましょう!

それでも腰痛が心配な方は腰にサポーターを付けると安心です。

椅子に座ったまま足を上げたり下げたりするような運動でも鍛えられますので、テレビを見ながらでもトレーニングできますね!

ベーカー嚢腫の症状と対処法まとめ

膝の裏の痛みの原因と対処法

いかがでしたか?

今回は、膝の裏の痛みの原因と対処法について案内してきました。

膝裏の痛みと一言で言っても様々な病気が潜んでいます

軽い痛みの方ならこのページで紹介した方法で改善が見込めるかもしれませんが、それでも痛みを対処しきれない場合は、膝裏に障害などを抱えリハビリなどが必要になる前に、専門医を受診してちゃんと検査し治療するようにして下さい。