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2018/09/12

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お酒と関節痛は関係ある?知っておきたいその関わり

お酒を飲んだら関節痛になった経験がある人はいませんか?

お酒を飲むと関節痛が起こるのはあるメカニズムが働いているからです。

お酒を飲んで関節に痛みが生じる理由は一つではありません。

一般に、関節に痛みが生じるのは、関節の安定性や柔軟性を担保している軟骨が硬化したり、周辺の筋肉が落ちてしまうことが原因の一つです。

しかし、食生活やストレス過多な生活も、関節痛が長引いてしまう原因となりえます。

この記事では、お酒と関節痛の関係について詳しく説明していきます。
jointcare編集部 jointcare編集部

ジョイントケア編集部

お酒を飲んだら関節痛になった経験がある人はいませんか?

お酒を飲むと関節痛が起こるのはあるメカニズムが働いているからです。

お酒を飲んで関節に痛みが生じる理由は一つではありません。

一般に、関節に痛みが生じるのは、関節の安定性や柔軟性を担保している軟骨が硬化したり、周辺の筋肉が落ちてしまうことが原因の一つです。

しかし、食生活やストレス過多な生活も、関節痛が長引いてしまう原因となりえます。

この記事では、お酒と関節痛の関係について詳しく説明していきます。

お酒を飲むと関節痛が起きる原因

関節痛

お酒を飲むと関節が痛くなってしまう最大の原因は、お酒に含まれているアルコールを分解する過程で発生するアセトアルデヒドであると考えられています。

アセドアルデヒドは、お酒を飲んだ後肝臓で分解されますが、分解しきれなかったアセトアルデヒドは、血流に溶け込むことで全身を巡るようになります。

通常、アセトアルデヒドは、脱水素酵素によって肝臓で酢酸に分解され、身体に無害な二酸化炭素と水となり、体外へ排出されます。

しかし、お酒を飲めない人は、アセトアルデヒドが体内に残りやすい体質であることから、飲みすぎると二日酔いや関節痛や筋肉痛となりやすいので注意が必要です。

アセトアルデヒドが、筋肉や関節付近の細胞に浸透し、神経を刺激してしまうので、それが痛みを引き起こす原因となってしまいます。

その全身を巡っているアセトアルデヒドが、全身の神経を刺激してしまうことから、お酒を飲んだ後に関節痛が発生する可能性があるのです。

他にも、長い間お酒をたくさん飲む習慣がある場合、アセトアルデヒドを分解するための重要な器官である肝臓だけではなく、全身の臓器に悪影響を及ぼすようになります。

その中には、末梢神経に対する障害なども含まれています。

この末梢神経の障害の一つは、「アルコール性多発神経炎」と呼ばれるもので、手足のしびれや痛み、感覚異常といった症状があらわれるようになります。

その他にも、体内のアルコールを分解するためには、大量のビタミン類が必要となるので、お酒ばかり飲んでビタミン類を摂取しないと、慢性的なビタミン不足の状態となり、栄養分の吸収代謝が悪くなってしまうことで、関節痛が発生することがあります。

ビタミン不足の状態やアルコールの利尿作用による脱水症状、偏食・運動不足・冷え・風邪といった体調不良や強いストレスがかかると、自律神経も乱れがちとなり、疲労物質も蓄積されやすくなることで神経のトラブルを引き起こしやすくなるため注意が必要です。

内臓は、背骨や脊髄からの自律神経によって支配されていることから、内臓に不調が生じる血、腰痛・股関節痛・膝関節痛・手指などの末端の関節痛にもつながることがあります。

関節に痛みをもたらす病気の一つで、大腿部と股関節が接する骨頭に大動脈の血流に障害が起こり、壊死が生じる「大腿骨骨頭壊死症」になると、ステロイド剤を大量に使用している方や、アルコールを日常的にたくさん摂取する方が多いというデータもあるので注意が必要です。

痛風が原因でも関節痛が起こる!

痛風

お酒を飲んで関節痛が起こる最も多い原因は痛風であることがよく知られています。

痛風は、血液中の尿酸濃度が上昇することによって起こる病気です。

血液中に増えすぎてあふれでた尿酸は、関節の軟骨や関節を守る機能を担っている滑膜にくっついて結晶化し、どんどん溜まっていってしまいます。

たまりすぎた尿酸がなにかのはずみで剥がれると、免疫細胞である白血球がこれを異物と認識することから攻撃するため、白血球が出す炎症物質が激しい痛みや腫れを引き起こすのです。

身体の中の尿酸値が増加すると、それが結晶化してしまうので、それが関節に沈着してしまいます。

関節部に尿酸が沈着してから、長い時間かけて結晶化したものが蓄積されていくことになるため、強い痛みを伴うことが特徴です。

一般に、誰もが体内に一定量の尿酸を持っています。しかし、痛風は、アルコールを含む飲み物を多量に摂取したり、日常的にお酒を飲む習慣が会ったり、ストレスが多く、休日などをとらないことが多いような人がなりやすいため注意が必要です。

痛風の原因となる尿酸は、体内でプリン体が分解・合成されることによって作られる物質です。

役割の終わったプリン体は血液にのって肝臓で分解され尿酸となり、腎臓でろ過されて尿と一緒に体外に排出されます。

ビールや紹興酒などには、多量のプリン体が含まれています。

そのため、飲みすぎてしまうと尿酸値を上げる原因となります。

一方で、プリン体が少ない日本酒・ワインだけではなく、プリン体をほとんど含まない焼酎やウイスキーであっても注意が必要です。

なぜなら、アルコールには、肝臓での尿酸の生産を促進し、腎臓での排出を抑制する作用があるからです。

また、アルコールの利尿作用によっても体内の水分が減ることから、体内の尿酸値が高くなる傾向があります。

さらに、アルコールを摂取すると、食欲が増進し、エネルギーの高い食べ物をたくさん摂取してしまうことにも注意が必要です。

筋肉の炎症も原因となる!

筋肉の炎症

お酒を大量に飲んでアルコールを摂取すると、アルコールを分解するために、身体の中にあるビタミンや水分が多量に消費されることになります。

お酒を過剰に摂取してしまうと筋力低下と筋の萎縮が起こる可能性もあり、それが関節痛の原因となっている場合があります。

ビタミンが不足するのは、肝臓がアルコールを分解するために体内のビタミンを消費するからです。

長期に渡ってのアルコールを摂取していると、著しい筋力の低下や筋肉痛を実感することはなくなってきます。

その結果、体内のビタミンが不足するようになり、筋肉を正常に保つためのたんぱく質の生成が間に合わなくなってしまうことによって、筋繊維が破壊されてしまいます。

この結果として、関節に痛みが生じるようになったり、筋肉に痛みが生じたり、倦怠感を感じるようになるので注意が必要です。

1回の飲酒による筋肉へのダメージは少なくても細胞を成長させるホルモンの分泌に悪影響を与えているので、少量でも毎日飲むのは避けるべきです。

関節痛は、炎症症状の一つなので、炎症を起こしやすい食べ物や飲み物を摂取しすぎると、関節に痛みが出ることがあります。

様々な栄養素に含まれている分子が自律神経のスイッチを押し、痛みなどの様々な症状を引き起こします。

副腎を始めとする内臓の不調は様々な関節痛の理由につながることから、関節痛に悩まされている方は、整形外科などによる直接的な治療だけではなく、食生活やストレスを控えた生活をすることが大切です。

まとめ

お酒を飲むと血流が増すことによって、関節痛の症状が悪化する恐れがあります。その他にも、アルコールの過剰な摂取は身体に悪影響を与える可能性があるので注意が必要です。

過度な飲酒は控え、健康に害さない適量を楽しむ程度にすることが大切です。